グッズ買わずにスッキリ解決!水切りかごに山盛りのお弁当箱・水筒問題

水切りかごで自然乾燥派さんのあなた…
山盛りになってしまって乾きづらくて困ったことがありませんか?

わが家でも子どもが小学校に入学し、毎日水筒を使うようになった上、特に学童へお弁当を持参する夏休み、大きな問題に。

学校生活でも、兄弟姉妹が揃ってお弁当持参だったり、お弁当を持っていく幼稚園にお子さんが入園して同じ悩みを抱えているママも多いのでは。

水切りかごを増やしたり大きくするしかないのかな?
でもその代わりに調理スペースが狭くなるし、どうすればいいんだろう

いえいえ、早まらないで!
すぐに水切り専用グッズを買う必要なんてありません。

この問題、お弁当箱や水筒を乾かす“夜だけ”“一時的に”解決できればいいんですよね。
ならば話はカンタンです。

食器やキッチン雑貨を乾かせるのにぴったりのアイテム、本当にキッチンの中にありませんか?
もし、今持っているだけのものが活用できるなら、使っていないものを活かせる上に新しいグッズを買いに行かずにすみますよ。

買わなくてすむ上に、新しいグッズのための収納スペースに頭を悩ませる必要もありません。
あふれてしまう山盛りの洗い物問題、実はキッチンによくあるもので誰でもすぐに即解決できちゃうんです。

目次

多くのワーママさんが実践している方法です

実はこれからお伝えする方法、片付けにお悩みの多くのご家庭で整理収納コンサルタントとしてお伺いしたときにご提案し、実践いただいている方法なんです。

お片づけサービスでは、整理のレクチャーから実作業、収納用品のご相談に代理購入など、お片づけに悩んでいる皆さんのさまざまなご相談をいただきます。

新しい収納アイテムや買い替えが「必要かどうか」「どんなものが必要か」というお話をさせていただく上で一番大事なのが「本当に新しいアイテムって必要?」「買い替えって必要?」という最初の入り口です。

何かアイテムを使うと一見すぐに解決するように見えます。

でも残念ながら片付けのプロはドラ●もんではありません。
便利なひみつ道具ならぬ収納アイテムを使う前に、家の中で活用されていないもので使えるものって本当にないのかな?応用はできないかな?と観察し「こんな使い方もできるのね!」と驚いてもらうのも私のお仕事です。

なので、依頼者さんが「使っていない・捨てる」と言われるものでも、収納に再利用することも多いです。
今からご紹介する2つ目のアイテムはまさにそんなシーンで出会った活用方法。

「そんな手があったのね!ぴったり!!!」
とてもとても喜んでいただいた方法です。

では、ひとつづつご紹介していきましょう。

ざる&ボウルを使う

何を隠そう、我が家では一番大きなザル&ボウルを臨時の水切りかごで使っています。

ポイントは、もしザルをその日の調理で使うなら、洗う順番を工夫するだけ!

  1. ザルを先に洗う
  2. 洗ってきれいになったザルでお弁当箱などを一緒に乾燥させる

水切りかごは重ねすぎると内側や重なった外側が乾きません。
水切りカゴに似たカゴ代用にして増やしてあげればたくさん重ねずに済むので、大きな問題なく乾かせますよ。

また併用して、日常的に小さめのザルの2つのうちどちらかを、水筒のカップやパッキンなどを乾かすのに使っています。
小さなものこそ、水が溜まりやすいコップで乾かすのはやめ、洗ったついでの小さなザルを活用しましょう。

サラダスピナーを使う

しゃっきりサラダを作りたくて買ったのに、最近忙しくて今は使えそうにない…

そんなサラダスピナーはフタを外せば立派なボウルとザル
IKEAのリーズナブルなサラダスピナーを買ってはキッチンの戸棚の高い所に押し込み、持て余しているご家庭を多くみてきました。

ならば!水切りかごの代用にいかがでしょう?
お弁当箱が収納スペースに戻れば、サラダスピナーは手近なところにあるはずですから、サラダの水切りだってやりたくなるものでしょう?(そして洗ったら水切りかごに変身!)

バット&あみを使う

新型コロナの影響で、家の近くにテイクアウトの唐揚げ屋が増殖中。
すでに4店舗目、なかなかKFCも入れると5店舗目。
家で揚げるよりカンタンで、何より美味しい。
働くママの味方!やったーーーー!

とはいえ、育ち盛りの子が家にいると「勝手ばかりだとエンゲル係数が右肩上がりでお財布が泣く」ので、手作りとテイクアウトをうまく両立させたい。
だからバットとあみをワンセット、やっぱり捨てずに置いておきたい。
その気持ち、とってもわかります!

でも現実には、油物の頻度は低いし、普段はバットとあみはあんまり登場しない…
というのが片付けの現場でよく耳にするお話。

おっと、バットとあみの下に水が落ちるこの仕組み、水切りかごにピッタリじゃありませんか!!

バットは水切りかごほど大きすぎず、場所をとらない利点があります。
特に深めのバットは安心があるので、水筒をひっくり返して置いておくのにも重宝します。

キッチンには代用できるものいっぱい

専用のキッチン収納を買うの、ちょっと待って!
キッチンには代用できるものがいっぱいあるよ!

と、止めましたが、どれかみなさんの家庭で活用できそうな方法はありましたか?

一番もったいないのは、“ただ持っているだけ”
ものは眠らせず、ぜひ使えるものは余さず使い切ってください。

そうは言っても、代用している最中にサラダを作りたくなったり揚げ物に使いたくなったらどうする?

やっぱり用途に合わせてキッチン用品を買い足した方が使い勝手がいいんじゃないかな?

最初はそんな不安の方が先にくるものです。

では、3つのアイテムのうち、一番使用頻度が低いものは何でしょう?
まずはそれを使ってみませんか。
使用頻度が低いなら、使うタイミングが重なる不安はかなり減りますよね。

例えばバット&あみを水切りかごの普段の代用品にするなら、揚げ物をするときは使っていない残りの2アイテムを活用してみましょう。

私は、どうしてもという場合は、お盆にふきんを敷き、よく水を振り切った食器を乾かすことがあります。
これならふきんを洗濯機に放り込むだけで後片付けができて楽チン。
(とはいえ、日常的に洗濯物が増えるのは本意ではないので、どうしてもの場合だけです)

水切りマット(給水マット)はどうなの?

私ももちろん持ってはいます。
あれ、便利っちゃ便利なんです。隙間スペースを活用して収納もしやすいし。

ただ、このアイテムにはコップを伏せて置くと内側が乾かない、上に向けると埃が入りそうで不安、というウィークポイントがあり、特に水筒やお弁当箱には向かないので、今回はあえてオススメしないことにしますね。

さて、持っていて使っていないものを活用でき、収納スペース・お金の節約になる3つの方法、いかがでしょうか。

もしかすると「私の家にあるこのアイテムでも代用できちゃう?」というアイディアを見つけた人もいるかもしませんね。
いいですね、ぜひぜひそのあなたのアイディア、試してみてください!
アイディアを実践することが片付けを楽しむコツのひとつです。

使い方が想像できない…?
目で見て、体験してみてこそ「実感」が湧くものです。
だからさっそく今夜、3つのアイテムのうちの1つを出して、試してみませんか?

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